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レース展望
ボートレースびわこでは1月4日~9日までG3オールレディース「ビーナスちゃんカップ」が開催される。正月ムードの湖都に女子レーサーたちが集結。2025年の女子レース開幕戦で熱く華やかに火花を散らす。
V候補の筆頭はもちろん地元の遠藤エミ(滋賀)だ。びわこ通算17優出4Vの実績。2015年一般戦、2018年オールレディース、2018年男女ダブル戦、2021年ヴィーナスシリーズと優勝を重ねてきた。ただ当地では3年半以上も優勝から遠ざかっている状態。2023年8月のびわこオールレディースでは優勝戦1号艇に乗るも2着に敗れ、2024年2月のびわこG2レディースオールスターでは予選トップ通過を果たすも準優1号艇での2着が響いて優出5着に終わるなど、悔しい展開が続いている。今度こそ勝ち切って栄冠を手にし、2025年シーズンを最高の形でスタートしたい。
対抗一番手は守屋美穂(岡山)だ。びわこはデビュー初1着を飾った思い出の水面。2020年にびわこオールレディースで優勝し、当地前走となる2024年2月のびわこG2レディースオールスターでも優出3着に入るなど、当地通算4優出1Vと相性はまずまずだ。守屋にとって2024年シーズンはG1準優FやSG準優Fを喫する痛恨の一年となっただけに、仕切り直して2025年は最高の一年にしたいところ。まずは新年初戦となるびわこオールレディースで結果を残したい。
遠征勢ではクイーンズクライマックス出場組も注目だ。宇野弥生(愛知)、平高奈菜(香川)、藤原菜希(東京)が蒲郡からびわこに転戦してくる。特に宇野はびわこ通算7優出2Vと当地相性抜群。2018年と2023年にびわこヴィーナスシリーズで優勝し、2024年2月のびわこG2レディースオールスターでは優出2着に入っている。びわこオールレディースでは優勝戦1号艇に過去2回(2015年と2018年)乗ったがいずれも2着に敗れており、今度こそ三度目の正直で優勝をつかみたい。
その他にもびわこ好実績の選手が多数いる。松本晶恵(群馬)は2019年にびわこオールレディースで優勝するなど当地通算10優出1Vをマーク。堀之内紀代子(岡山)は2022年のびわこオールレディース覇者だ。平田さやか(東京)は2023年のびわこオールレディースで6コースまくり差しを決めて優勝しており今節は大会2連覇がかかる一戦に。山下夏鈴(三重)は2024年5月のびわこヴィーナスシリーズに続く当地2節連続Vを狙う。
近況好調な選手では、10月の蒲郡ヴィーナスシリーズでデビュー初Vを飾った勝浦真帆(岡山)や、前期勝率6.33でA1級初昇格を果たした川井萌(静岡)、11月の常滑一般戦で男女混合戦初Vを飾った高憧四季(大阪)、前期勝率6.63でA1級復帰の實森美祐(広島)、12月の下関オールレディースで優勝戦1号艇に乗った谷川里江(愛知)らが挙げられる。
また地元の滋賀支部からは遠藤の他にも3人が参戦。びわこ通算10優出1Vの水口由紀、びわこ通算17優出6Vの香川素子、びわこ通算3優出の孫崎百世と好メンバーがそろっているだけに楽しみだ。
(データはすべて2024年12月14日現在。カッコ内の表記は支部)